バレエ狂のボニー

ネイルサロンでの面白い話を楽しみにしています、と言って下さる方が多いです。それなのに今日まで何にも書いてこなかったことに気付きました。面白いかどうか分からないけど、これからボチボチ書いていこうかと思ってます。

初回は可愛い可愛いボニーの話。白人女性、推定年齢52歳、身長160cm位、激痩せ、ブルネットのボブ。真っ白な肌に真っ赤な口紅と、ヘアスタイリストに邪魔だからと言われるまで外さない大きなサングラスがトレードマーク。どんな小さな事でもすぐに泣いてしまうほど繊細で神経質。それは元々の性格なのか、精神的な病気の為か・・・または薬の為か・・・定かでありません。クラッシックバレエが大好きで、シーズンが始まると毎夜劇場に通ってるそうです。ハンサムなダンサーの事を話す時は少女のように目が光るのが可愛らしい。

今日は彼女に初めてサービスを施した時の強烈なエピソードを。ボニーのセリフは弱々しく怯えたような声を想像して読んでください。

私「こんにちは、マニキュアを担当させて頂くDaisyです」
ボ「Hi・・・・」
私「今日はどんな感じにしましょうか?」
ボ「その前にちょっと質問があるんだけど・・・・」
私「えぇ、なんでしょう?」
ボ「あなた、英語喋れる?」
私「え、英語ですか?まぁ日常会話には困らない程度ですけど。。。私の英語のレベルがマニキュアをやるのに問題なら、とりあえずちょっとお話ししてみます?そしたら私がどれくらい喋れるか分かるでしょう?」
ボ「まぁ、それは何てグッドアイデアなんでしょう!」

・・・しばらく他愛のない話をする・・・

私「で、どうです、私の英語?」
ボ「そうねぇ、英語はいいんだけど。。。ところであなた、ポリッシュどういう風に塗るの?ブラシのテクニックが気になるのよ」
私「なるほど、ブラシのテクニックですか。じゃぁ誰かの爪を使って実演してみましょう。それを見て決めたらどうです?」
ボ「まぁ、なんて素敵なアイデア!!」

・・・彼女の希望する通りに塗ってみせたところ・・・

ボ「すごいすごい!完璧だわ~」
私「じゃぁ、そろそろマニキュア始めましょうか?」

この辺りで私はもう我慢の限界に達しそうなのに、ボニーったらこの後の一言がすごい。



「でもマニキュアって乾くのに時間かかるのよねぇ。。。」


「おい、いい加減にしろ」と叩いて突っ込みそうになりましたが、思い止まりました。この後も悩んで悩んで結局マニキュアしたんですが、始めるまでに30分かかりましたよ。忍耐強い自分が誇らしくなりました。

一応ボニーの名誉の為に書いておきますが、彼女はとってもスマートです。よくよく話してみるとかなり物知りだし、記憶力も抜群にいいの。日本のことも大好きみたい。こんなボニーをどうぞ宜しく。
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by daisyduke | 2007-09-10 20:42 | ネイル